シェフは味覚が命!美味しい味を維持するために一流シェフが総じて自分の歯をとても大切にする理由

エディター / ベネヴィータ編集部

2023-07-27

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毎日の食事を美味しく食べるには、お口の中が健康でないといけません。
料理を作るシェフも同様に、お口の中が健康でないと、美味しい料理を作れません。
だから、一流と呼ばれるシェフたちは、総じて歯科クリニックに通って、お口の健康を保っています。
富田大介先生が代表を務めるミライズウェルメディカルグループにも、多くの有名シェフが通っています。
そこで、今回は「口腔内環境と味覚」について、富田先生にお話をお聞きしました。

目次

とある超有名フレンチレストランのカリスマ現役シェフは、82歳にして歯を一本も失っていない!

1989年、厚生労働省(当時の厚労省)と日本歯科医師会は、歯の大切さを国民に啓蒙するために「8020(ハチマルニイマル)運動」をスタート。
8020の数字の意味は、「80歳になっても、20本以上自分の歯を保とう」。
なぜ、80歳で自分の歯が20本必要なのか…それは、自分の歯が20本以上あれば、食生活においてほぼ幸せに満足できるからなのです。
2023年7月に「80歳の51.6%の人は、自分の歯が20本以上ある」という報道がありました。
この8020運動が始まった1989年頃は10%にも満たなかったのですから、高齢者の歯に対する意識は向上しているようです。
「歯は全部で28本あり、親知らず4本を含めると32本となります。超有名フレンチレストランのカリスマシェフが定期的に歯科検診にいらっしゃいます。そのシェフは、82歳の現在も現役で活躍し続けています。彼は自分の歯が28本全部揃い、お口の中は健康そのものです。そのおかげで、今も超元気に美味しい料理を作っています。シェフの口腔内環境を診れば、これからも美味しい料理を提供されていくと思います」と富田先生。
そのシェフは虫歯と歯周病もなく、ホワイトニングもされ、噛み合わせにも全く問題がないそうです。

シェフが一流の味覚を維持し続けているのは、歯を大切に、噛み合わせも正常に維持しているから…

どうして自分自身の歯が大切なのでしょうか。
「歯と歯茎の間には歯根膜があり、この薄い膜が食べ物を味わう際にとても重要なのです。歯根膜は、歯が食べ物を咀嚼(そしゃく)するたびに歯ごたえや噛みごたえ…いわゆる食感を脳に伝える働きがあります。そのため、歯根膜のおかげで、私たちは食事の美味しさを感じることができるのです。美味しさを感じるには、味覚はもちろん歯ごたえや噛みごたえの食感も重要な要素です。料理を作ることにも同様なことが言えます。よく年配の方が入れ歯にした際に、食べ物を美味しく感じなくなるという話を耳にすることがありますが、医学的にも実際に食べ物の美味しさは激減するのです。なぜなら、入れ歯にすると歯と一緒に歯根膜がなくなり、食感も味覚も変わってしまい、これまでのような美味しさを感じられなくなるからです」と富田先生。
食べ物を美味しいと感じるには、自分の歯が必要なことに加えて、噛み合わせの良し悪しも重要な要素であるようです。
「当クリニックに通っていらっしゃる有名シェフたちは皆、とても噛み合わせも大切に考えています。よく噛むことによって唾液がたくさん分泌されます。お口の中で、唾液と食べ物が混ざって食べ物が溶けていき、味に変化が出て味わいが増すのです。噛み合わせが良くないと噛む力が弱くなり、唾液の分泌が減って、食感と味覚が変わってしまいます」と富田先生。
美味しい料理をいつも高いレベルで作るためには、自分の歯を保ち、正しい噛み合わせが大切だということです。
いつまでも一流の料理の味を維持していくためには、定期的に歯科検診を受けて口腔内環境を健康に保つ必要がある!と、富田先生のクリニックに通われている82歳の有名現役カリスマシェフは自覚されています。
私たちもいつまでも美味しく食事がいただける=健康寿命を延ばすために、自分の歯をいつまでも大切にしたいものです。
そのためにも定期的な歯科検診は必要ですね!


この人にお聞きしました。

富田大介
東京都出身。歯科医師。 株式会社メディデント代表取締役。 一般社団法人日本オーラルヘルス協会代表理事。 昭和大学歯学部卒。東京医科歯科大学大学院専攻過程修了。同大学非常勤講師。ミライズ矯正歯科南青山、ミライズオーラルヘルス(南青山/銀座)、ミライズクリニック(南青山/銀座)、ミライズラボラトリー(歯科技工所)、メディカルパーソナルジム&パーソナルサウナ「med.」南青山などを運営するミライズウェルメディカルグループ代表。2022年、おクチから「幸せ」になるウェルビーイングメディアBene Vita(ベネヴィータ)を共同プロデューサーとして立ち上げた。

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この記事を書いた人

おクチから「幸せ」になるウェルビーイングメディア Bene Vita(ベネヴィータ)

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