家庭内など日頃のストレスによっても、お口の中の環境は悪くなり、歯のトラブルを招きます……!

エディター / ベネヴィータ編集部

2023-07-30

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最近(2023年)、東京医科歯科大学から「日本の労働者における日常生活のストレスと口腔の健康の関係性」という研究レポートが発表されました。
家庭内など日頃のストレスが原因で、お口の中の環境は悪くなっていくという研究レポートです。
そこで、今回は「日頃のストレスとお口の中の健康」について、ミライズウェルメディカルグループ代表の富田大介先生にお話をお聞きしました。

目次

なぜ家庭内のストレスが多いと、歯や歯茎に悪い影響を及ぼすのか……!?

東京医科歯科大学の大学院医歯学総合研究科の相田潤教授らの研究グループが、日常生活のストレスと口腔の健康の問題についてのレポートを、2023年に発表しました。
仕事のストレスだけでなく、家庭内のストレスと口腔内の健康を分析し、家庭内のストレスが多い人ほど、お口の健康に問題があるという研究を発表。
2013年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査をベースに「労働者の仕事以外の広範な日常生活のストレスと口腔の関係」について調査分析を行い、その結果、 仕事以外の19項目のストレスによって、お口の中の健康に悪影響を与えていることがわかったのです。
そのストレスは、家族との人間関係、家族以外の人間関係、恋愛、結婚、離婚、自由な時間がない、家事、育児、子供の教育、家族の病気や介護、借金、住まいのトラブルなどです。
これらのストレスを数多く感じている人ほど、歯痛、歯茎の腫れと出血、噛みにくさ、といったお口の中のトラブルを招いていると分析し、具体的に解明しました。
では、これらの家庭内のストレスは、どうしてお口の中の環境に悪影響を与えるのでしょうか?……富田先生に聞いてみました。
「家庭という本来リラックスするところで、ストレスを感じるのは、歯と歯茎にとって良くありません。なぜなら、人はストレスを感じると、歯を強く噛みしめてしまうからです。長時間繰り返し上下の歯を強く噛みしめると、歯が削れてしまったりして、虫歯や知覚過敏の原因になります。さらに、ストレスが多いと、毎食後の歯磨きが面倒になりがちで、歯磨きをおざなりにしてしまい、口内環境が悪くなってしまうのです」(富田先生)。
家庭内のストレスがいくつも重なり、イライラしてしまうと歯磨きが面倒に……というならば、お口の中の環境を悪化させないために、家庭内のストレスを解消する良い方法はありますか?
「実はストレスを解消するには、歯磨きが効果的かと思います。歯磨きはリラックス効果やストレス解消にも繋がるというレポートもあります。歯を磨くことで、歯や歯茎に刺激が伝わり大脳を活性化します。歯磨きは、気持ちを楽にする効果があると報告されています」と富田先生。

寝る前に入浴しながらの歯磨きタイムがストレスを解消し、明日への活力を生みます!

「おすすめの歯磨きタイムは、寝る前の入浴時です。湯船に浸かりながら、ゆっくり歯を磨きましょう。身体全体が温まっていきますので、歯茎の血行も良くなり、歯茎へのマッサージ効果が高まります。寝る前の入浴は、副交感神経を高めて自律神経をリラックスさせ、ストレスを解消してくれます。つまり、寝る前の入浴時の歯磨きタイムは、歯にも心にも身体にも良いのです。3分以上歯磨きするとさらにリラックス効果は高まります」と富田先生は熱弁。

つまり、1日の終わりに身体もお口の中もキレイに磨いて、ゆっくりお風呂に入って、その日のうちに汚れもストレスもキレイに洗い流すのが最適♡
そして、リラックスしながらゆっくり睡眠を取って、また新しい1日を迎える……毎日、身体も心もストレスから再生できれば、健康寿命は延びていくでしょう!


この人に聞きました。

富田大介
東京都出身。歯科医師。 株式会社メディデント代表取締役。 一般社団法人日本オーラルヘルス協会代表理事。 昭和大学歯学部卒。東京医科歯科大学大学院専攻過程修了。同大学非常勤講師。ミライズ矯正歯科南青山、ミライズオーラルヘルス(南青山/銀座)、ミライズクリニック(南青山/銀座)、ミライズラボラトリー(歯科技工所)、メディカルパーソナルジム&パーソナルサウナ「med.」南青山などを運営するミライズウェルメディカルグループ代表。2022年、おクチから「幸せ」になるウェルビーイングメディアBene Vita(ベネヴィータ)を共同プロデューサーとして立ち上げた。

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