乾燥したお口の中を潤してくれる! ラクトフェリンを知っていますか?

エディター / ベネヴィータ編集部

2023-10-7

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ラクトフェリンは、母乳(特に初乳)に多く含まれるたんぱく成分で、鉄分の吸収を調整して、おなかの中のビフィズス菌を増やす働きがあります。
森永乳業は、このラクトフェリンを60年以上にわたり研究しています。
そして、玉川大学の冨田信一農学部教授と共同で実施した臨床試験において、健常成人(健康で病気などを患っていない人)がラクトフェリンを摂取することにより、空気の乾燥した環境において、お口とのどの不快感を軽減することを解き明かしました。

では、この研究成果について詳しくみていきましょう。
季節が秋になり、空気が乾燥してきました。
空気の乾燥は、人々の健康や生活の質に様々な影響を及ぼすことが知られています。
ラクトフェリンは、唾液や涙液にも含まれ、唾液や粘膜に存在する成分との相互作用により、水分を保持する機能が高まる可能性が試験管レベルの研究から示されています。
そこで今回、健常成人がラクトフェリンを摂取することにより、空気の乾燥した環境におけるお口とのどの主観的評価に及ぼす影響の臨床試験を行いました。
試験方法は、健常成人40名を無作為に2つのグループに分け、空気の乾燥していない部屋(室温20℃、湿度60%)で1時間過ごした後、20人にラクトフェリン100mgを溶かした水を飲んでもらい、残りの20人にはラクトフェリンを含まない水(プラセボ)を飲んでもらいました。
その後、空気の乾燥した部屋(室温20℃、湿度20%)の中で2時間過ごし、水を飲んだ前後でお口とのどの主観的評価を行いました。
さらに、1週間後、前回とは逆の水を摂取し、再び同じ調査を行いました。
2回の調査結果を集計し、空気の乾燥した環境におけるお口とのどの主観的評価に対するラクトフェリンの効果を検討しました。

研究結果は以下のとおりです。
①ラクトフェリンの摂取により「口の不快感」と「のどの不快感」が軽減。
空気の乾燥した部屋で過ごすことにより「口の不快感」と「のどの不快感」は時間の経過とともに上昇しましたが、あらかじめラクトフェリンを摂取することにより、プラセボの摂取と比較して「口の不快感」と「のどの不快感」は軽減しました(図1)。

② ラクトフェリンの摂取により「のどの乾燥感」、「口渇感」、「飲み込みにくさ」が軽減。
より詳細な評価のため、お口の乾燥の調査に用いられる主観的評価も同時に行いました。
その結果、「のどの乾燥感」、「口渇感」、「飲み込みにくさ」も、あらかじめラクトフェリンを摂取することにより、プラセボの摂取と比較して軽減しました(図2)。

これらの結果から、健常成人がラクトフェリンを摂取することにより、空気の乾燥した環境における口とのどの不快感を軽減することが示されました。

この研究成果は、2023年9月18日に科学雑誌「Nutrients」に 掲載されましたした。

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この記事を書いた人

おクチから「幸せ」になるウェルビーイングメディア Bene Vita(ベネヴィータ)

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