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2022.09.12

まだ夏のダメージ蓄積中…薬剤師がレクチャーする秋のダメージヘアのケアに使いたいトリートメント

ライター/片平奈菜

ライター/片平奈菜

夏の間に紫外線や海、プールなどで傷んでしまった髪は、秋のこの時期になってもダメージが蓄積されていてパサついたり、広がったりしてしまいます。そのような髪のお悩みにはヘアトリートメントでしっかりとケアすることが大切です。でも、どんなヘアトリートメントを使えば良いのかわからない。そういう方のために今回は夏のダメージを引きずる傷んだ髪にはどのような成分のヘアトリートメントを使うと良いのかについて、今回も監修として「ひでまりメディカル」代表の 弘中秀美さんにご協力いただき、解説していきます。

夏に傷んだ髪にはどんな成分のヘアトリートメントが良い?

夏に負ったダメージで髪に傷みが出てくるこの季節。どのような成分が入ったヘアトリートメントを使えば良いのでしょうか? さっそく弘中さんに伺いました。

「トリートメントにはさまざまな成分がありますが、まずはご自身の髪の状態を把握することが大切です。それによって選ぶ成分が異なります。髪が乾燥している方は、加水分解コラーゲンやヒアルロン酸、グリセリンなどが配合されているヘアトリートメントがおすすめです。また、紫外線によるダメージが気になる方は、アミノ酸やタンパク質が配合されたものを選びましょう。髪がまとまりにくいという方は、ホホバオイルやシアバターなどの油分が多く入ったものが良いでしょう」

秋は紫外線ダメージが蓄積されているので、アミノ酸やタンパク質が入ったものが良さそうです。そしてもう少し涼しくなったら、保湿力の高い油分が多いものを選んでみるのが良いでしょう。ぴったりのトリートメントを選ぶためにも、自分の髪の状態は常に気にしておきたいものです。

インバスとアウトバスヘアトリートメントの特徴と違い

続いて、インバスヘアトリートメントとアウトバスヘアトリートメントについて解説していきましょう。両者の特徴や違いを広中さんに伺いました。

「インバスヘアトリートメントは、インバスという名前の通りお風呂中やシャワー中に使うアイテムです。シャンプーの後、髪が濡れているときはキューティクルが開いている状態なので、インバストリートメントはダメージを補修する働きがあります。気をつけなくてはいけないのは、トリートメントをつけるのは髪だけ。頭皮にはなるべくつかないように注意しましょう。でも、頭皮についてしまっても、しっかりと洗い流せば問題ありません。このとき頭皮を傷つけないように爪を立てずに指の腹で優しく洗うことをお忘れなく」

「アウトバストリートメントは、アウトバス、つまりお風呂を出た後に付けるアイテムです。インバスが洗い流すのに対し、こちらは洗い流しません。洗い流さないので髪の表面に残って保護をするトリートメントです。ところで『アウトバストリートメントを使うとき髪の状態は?』と迷う方も多いことでしょう。乾いている状態で使うのか、軽くタオルドライの後に使うのか、それとも濡れている状態なのか。結構、迷う方もいると思いますが、これはそれぞれの商品により使い方が違うので、パッケージをよく確認してから使うようにしましょう。忘れがちですがケアアイテムの効果を最大限有効にするためにも、パッケージの使用法をきちんと読むことは案外、大事なことなんです」

使い慣れたアイテムだから使用法は読まなくても大丈夫…ではなく、一度、きちんと確認してから使ってみましょう。そしてインバスとアウトバスヘアトリートメントは、それぞれ効果が異なるので、2種類を使い分けるのが効果的です。

ヘアオイルとヘアミルクの違い

さてアウトバストリートメントには、大きく分けてヘアオイルとヘアミルクがあります。この2つはどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、それぞれの特徴やどんな髪質の方におすすめなのかを伺いました。

「ヘアオイルは、油分が多いので髪質が硬く、しっかりとしている方におすすめです。一方で、ヘアミルクは油よりも水分が多いアイテムです。なので柔らかい髪質、細めの髪や猫っ毛の方におすすめです。ヘアオイルよりも軽い感じに仕上がります。仕上がりの差で言えば、湿気などで広がりやすいという方は重めに仕上がるヘアオイルの方がおすすめです」

ちなみにアウトバスヘアトリートメントをつけるときの注意点は?

「頭皮につけないように注意することが必要です。というのもアウトバスヘアトリートメントは頭皮につけてしまうとベタついた印象になってしまうので、毛先を中心に付けると良いでしょう」

どちらを選ぶのかは髪質やなりたいイメージに合わせるのが良いとのこと。またこれからの季節は乾燥が気になったり、湿気で髪が広がるシーンも多いので、ヘアオイルの出番が増えるかもしれません。

熱ダメージの少なさで選ぶドライヤー

さて、ヘアケアではトリートメントやオイルなどだけでなく、ドライヤーもポイントです。近年では、高性能のドライヤーが多く発売されていますが、どのようなドライヤーを選ぶと良いのでしょうか? 髪にダメージを与えないドライヤー選びや正しい使い方を弘中さんに伺いました。

「髪はドライヤーの温度が100℃以上になるとダメージを受けるので、あまり高温でのドライヤーは避けましょう。また、長い時間ドライヤーをあてることも髪にダメージが出てしまいます。おすすめは温度よりも強めの風量で早く乾かせるドライヤー。また、タオルドライをしっかりしてからドライヤーを使うと早く乾きます。使い方のポイントとしては、ずっと同じところではなくドライヤーを振りながら乾かすこと。ちなみにタオルドライだけで済ますのは髪にも良くないし、何よりもいつまでも湿ったままでは頭皮にダメージが出てしまいます。湿疹や抜け毛などのトラブルにも繋がりますので、必ずドライヤーで髪を乾かすようにしましょう」

ドライヤーは温度よりも風量の強さに着目すれば早く乾かせて髪も傷みにくいとのこと。せっかくヘアトリートメントでケアをしていても、ドライヤーの使い方次第では新しいトラブルにつながることも…。また濡れたままで放っておくと頭皮トラブルになり、健康な髪も生えにくくなります。時間がなくても、しっかりとドライヤーで乾かすことが大切ですね。

まとめ

本記事では、ひでまりメディカル代表・弘中さんの監修の下、ヘアトリートメントやドライヤーについて詳しく解説しました。ヘアトリートメントは、髪質やなりたいイメージに合わせて選ぶことが大切ということがわかりました。またドライヤーは高温すぎず、風量の強いドライヤーで短時間で一気に乾かせるようなものを使うと良いとのことなので、ぜひ参考にしてみてください。(片平)

監修者プロフィール

弘中秀美(ひろなかひでみ)

弘中秀美(ひろなかひでみ)

薬剤師。自分の肌・毛穴トラブルの経験から同じ思いの方の役に立てたらという考えからコスメブランド「ひでまりメディカル」を立ち上げ、今年で10期目を迎えた。今も薬剤師として医療現場に赴く専門家の目線と自分ごととして肌や毛穴トラブルと向き合いながら商品開発に勤しむ。

●ひでまりメディカル https://www.hidemari.co.jp/
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ライター/片平奈菜

ライター

片平奈菜

日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ資格とコスメライター資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かし、20~40代向けの美容メディアにおいてスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修。新作や限定コスメのチェックは欠かさず、さまざまな商品を試すことは仕事というよりも趣味。季節や肌の状態に合わせ、自分の肌に合う成分のスキンケアアイテム収集に凝っている。

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