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2022.10.29

オハヨー・ロイテリ主催セミナー開催。歯科医師が唾液の力を解説。感染症予防につながる口内環境の整え方とは

エディター/ベネヴィータ編集部

エディター/ベネヴィータ編集部

10月26日、乳酸菌で口腔環境をサポートする「ロイテリヨーグルト」「ロイテリ 乳酸菌サプリメント」などを展開するオハヨーバイオテクノロジーズ株式会社が、歯科医師・若林健史氏によるプレスセミナー「歯科医師が指摘するコロナ禍病(口内環境悪化やマスクの弊害など)、最新の状況と対策」と座談会「若林先生に聞こう!『唾液とロイテリ菌のチカラで健康に』」を開催しました。

セミナー登壇者の若林健史医師(医療法人社団真健会理事長/歯学博士、日本歯周病学会理事)。

歯科医師が心配する唾液量の減少

新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク着用生活は3年目となりました。長引くマスク生活の中で口呼吸の増加による口内乾燥、口臭、また表情筋の退化などさまざまな問題が浮き彫りとなっています。その中でも若林医師をはじめ歯科医師が懸念するのが、口腔環境に影響する唾液の分泌量の減少です。ゼネラルリサーチ社が歯科医師1063人を対象に行った調査によれば「診療で患者の唾液量と質が下がっていると感じる」歯科医師の割合は「とても下がっている」が27.2%、「下がっている」が68%となりました。

若林医師は感染症の予防には口腔ケアと唾液力が重要と説明。実際、唾液には抗菌・殺菌(リゾチーム、ラクトフェリンなどの抗菌物質を含む)、免疫機能(免疫グロブリンのIgA によりウイルスに抵抗する)、粘膜保護・修復(ムチンなどによる保護と、成長因子などによる修復)、保湿機能(直接的に口腔内に潤いを与える)などといった多岐にわたる働きがあります。

唾液力をアップする口周りのケア

また、今回のセミナーでは大阪公立大学大学院の研究チーム(獣医学研究科松原三佐子准教授と医学研究科の吉里勝利特任教授ら)による研究結果も披露されました。研究では唾液中にACE2に結合する4種類のたんぱく質を特定。なかでも好中球エラスターゼとヒストンH2Aの結合力が強く、ウイルスのスパイクタンパクとACE2の結合を妨げる働きが強く、唾液の濃度が高くなるほどスパイクたんぱく質とACE2が結合しにくくなることを確認できたとして、唾液中のたんぱく質が新型コロナウイルスなどの感染を防ぐ働きを担っているとしています。
これから冬に向けて新型コロナウイルスやインフルエンザの両方が流行するツインデミックも警戒される中、若林医師は「きちんとした口腔ケア、そして唾液腺のマッサージやお口の体操によって唾液量を増やし、唾液力を高めることが大切です」としています。

歯磨き、検診、そして乳酸菌

セミナーと座談会では出席者から若林医師に様々な質問が。

若林医師は口腔環境をサポートするための3つの方法としてセルフケア、プロケア、バクテリアセラピーをあげました。セルフケアは自分でできるブラッシング、フロス、舌磨きなどの口内衛生管理と唾液腺マッサージなどによる唾液分泌の促進。プロケアは歯科医師や歯科衛生士による検診やメンテナンス。そしてバクテリアセラピーは優れた生菌の善玉菌(プロバイオティクス)を摂取することで、体内常在菌のバランスをサポートし、健康を維持することです。

ちなみにロイテリシリーズに含まれるロイテリ菌はWHO(世界保健機関)の定めたプロバイオティクスの条件をすべて満たしており、口腔環境、腸内環境を整えることはもちろん歯周病菌の増殖抑制効果も実験で実証されています。
オハヨーバイオテクノロジーズによるとロイテリ製品を摂取してから口腔内などの菌バランスが整うには個人差はあるとしながら、「2、3週間継続して摂取すると効果が現れ始めます」としています。スーパー乳酸菌として注目を集めるロイテリ菌を生きたまま摂り入れられるロイテリシリーズ。感染症予防や普段の健康づくりのために習慣として摂取し、寒さで体調を崩しやすいこれからの季節に備えたいものです。

(画像提供:オハヨーバイオテクノロジーズ)

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エディター/ベネヴィータ編集部

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