大学病院に「お口の健康管理センター」開設。岡山大学が医科歯科連携

岡山大学病院が開設したお口の健康管理センターの役割は2つあります。健康増進と研究推進です。まずは健康増進の柱として、歯科健診（歯科ドック）を実施。むし歯、歯周病、がん、粘膜の疾患、機能不全などを引き起こす因子の各種検査を行い、健康増進に加えて疾病の早期発見・早期治療に貢献します。

もうひとつが研究推進の柱として、バイオバンク登録を行います。研究協力に同意をいただいた方のデータや検査結果を教育・研究に応用し、人材の育成および新規診断機器・予防医療の開発にも貢献します。同センターでは「医科・歯科連携により、お口の健康管理・健康増進に加えて、研究推進にも力を入れながら、国内外から広く患者さんを受け入れます」としています。開かれた国立大の取り組みに注目です。

施設名／お口の健康管理センター
●岡山大学（公式サイト）