おクチから「幸せ」になる
ウェルビーイングメディア

おクチから「幸せ」になるウェルビーイングメディア

新着news

2023.03.08

サラダや野菜を噛んで食べると体に良い理由。食後の血糖値変動に差が出る

エディター/ベネヴィータ編集部

エディター/ベネヴィータ編集部

マヨネーズやドレッシングで野菜を彩るキユーピーでは、野菜やサラダで健康に貢献することの一貫として「噛む」ことの大切さに着目しています。柔らかい食べ物が増えて噛むことが減っている昨今、歯ごたえのある野菜を食べることの良さに注目してみましょう。

野菜を噛むと食後の糖代謝を促す可能性

キユーピーでは早稲田大学・宮下政司教授と共同で、野菜(キャベツ)を「咀嚼して食べるとき」と「咀嚼せずに食べるとき」の食後における代謝への影響を調べました。19人の健康な成人男性を千切りキャベツ+ゼリー飲料の噛む条件と、キャベツ粉砕物+ゼリー飲料の噛まない条件に分けて実験を行い、食べ始めから180分後までの血糖およびインスリン、インクレチン(GIP、GLP-1)の血中濃度を調べました。その結果、食後90分までの経時変化を比較すると、インスリンとインクレチンが咀嚼により高値を示しました。
野菜を「噛む」ことで、インスリンとインクレチンが食後90分までに増加したということは、食事をする際に、最初に野菜を噛んで食べると「食事を受け入れる態勢が整う」ことを意味しているといいます。ベジファースト、いわゆる「野菜から食べる」ことの重要性が裏付けられた格好です。

食育推進基本計画には「ゆっくりよく噛んで食べる国民を増やす」ことも盛り込まれています。宮下教授は「歯応えのある野菜を使ったサラダを最初に食べることは、健康に良いことがわかります。日常の食事の際、野菜を噛んで食べることをぜひ取り入れてみてください」と述べました。まずは野菜から、そしてよく噛むことで健康な体づくりを心がけましょう。

●キユーピー(公式サイト
  • 記事をシェア
  • 記事をツイート
  • 記事をLINEで送る

エディター/ベネヴィータ編集部

エディター

ベネヴィータ編集部

おクチから「幸せ」になるウェルビーイングメディアのBene Vita(ベネヴィータ)。

Ranking

pagetop